第15回全国どぶろく研究大会in大府 郡上会場
2022年02月19日
令和4年2月17日(木)、第15回全国どぶろく研究大会in大府 が開催され「どぶろく特区※」認定を持つ郡上市では
濁酒(どぶろく)製造業者のある郡上市大和町と明宝の関係者が大会に参加しました
※「どぶろく特区」とは、構造改革特別区域(特区)の一つで構造改革特別区域法に設けられた酒税法の特例に
より、特別に酒類の製造や販売を認められた区域の通称のこと
なお郡上市では、郡上市大和町のみが「どぶろく特区」に認定されていましたが、令和元年に濁酒製造の
規制を緩和する特区が大和町から郡上市全域に拡大されています
今大会は、昨年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催が一年延期となり、
さらに感染拡大防止により、開催地の愛知県大府市から大会の模様がオンライン配信の形式で行われるため、
郡上市では「道の駅古今伝授の里やまと」にリモート会場が開設され、当日の基調講演や事例発表、
全国どぶろくコンテスト審査結果発表に市内の関係者が集まりました
大会では、濁酒に関する「基調講演」と愛知県大府市の「長草天神どぶろくまつり」の事例発表に続き、
全国各地から今年度製造・出品された濁酒二部門のコンテスト審査結果が発表されます
郡上市からは4施設の濁酒製造業者が参加し、「淡麗の部」に4種、「濃芳醇の部」に3種が出品され、
この会場で審査結果の発表を待ちます
※「淡麗の部」… さっぱりとして癖がなく、糖度と酸味の低いもの
※「濃芳醇の部」… 深くしっかりとして濃くがあり、糖度と酸味の高いもの
郡上市明宝では、「どぶろく特区」にて濁酒の製造と販売許可を当地で初めて取得した「リゾートペンション四季彩」
の銘柄「水沢上ヶ池(みぞれがいけ)」が今回初めて「全国どぶろくコンテスト」の二部門に出品しました
今年の全国どぶろくコンテストの結果です
第15回全国どぶろく研究大会in大府公式サイト はこちら
https://www.city.obu.aichi.jp/1020576/index.html
「淡麗の部」において、郡上市大和町「とまりぎ山ノひゃくせい」の銘柄「taake たあけ」が、
郡上市ならびに岐阜県内で初めて入賞いたしました
「とまりぎ山ノひゃくせい」吉田様、小野木様、入賞おめでとうございます
結果発表が出た瞬間から会場は一気に盛り上がり、濁酒製造関係者から盛大な拍手が送られました
↓ 入賞を受け会場の皆さんの前で喜びを話す「とまりぎ山ノひゃくせい」の吉田さん(左)と小野木さん(右)
当地は入賞には至りませんでしたが、今回郡上市で製造された濁酒が入賞したことはとても光栄で嬉しい出来事です
これを機に郡上市の濁酒が知れ渡り、身近なところで飲み親しまれ、さらに新たな郡上市の特産品として広がること
を願っております
改めまして、郡上市大和町「とまりぎ山ノひゃくせい」様
銘柄「taake たあけ」の全国どぶろく大会入賞、誠におめでとうございます
郡上市明宝も皆様を見習って、より良い濁酒が出来上がりますよう頑張ります