無形文化遺産シンポジウムが開催されました
2023年03月01日
2月26日、岐阜県庁にて【無形文化遺産シンポジウム】が開催され、郡上市からは明宝の「寒水の掛踊り」と八幡の「郡上踊」が参加し、来場者約350人の前で伝統の踊りを披露しました。
このシンポジウムは郡上市の「郡上踊」と「寒水の掛踊」を含む「風流踊」が2022年11月にユネスコの無形文化遺産に登録されたことを記念して岐阜県が開催しました。
基調講演ではユネスコの第8代事務局長の松浦晃一郎さんが「ユネスコの世界無形文化遺産の主目的」をテーマに話しされ、ディスカッションでは、郡上踊、寒水の掛踊のほか、これまでに登録された高山祭、古川祭、大垣祭、本美濃紙の保存会の代表者が登壇し、後継者の育成に向けた各団体の取り組みなどの報告がなされました。
寒水掛踊保存会の和田勝美会長は、祭りを土日に開催したり女の子も参列できるようにしたりして担い手を確保していることを紹介しました。